2022年6月、スポーツ庁は公立中学校の部活動改革の大きな柱として、「部活動の地域移行」を打ち出しました。
これは部活動を学校から切り離して地域スポーツクラブなどに段階的に移していくプランです。背景には少子化対策と教員の負担軽減があります。
少子化対策についてみると1980年代前半に年間約200万人だった国内の出生数は年々減り続け2022年はその4割の80万人でした。
この状況が続けば多くの学校は部活動の整理、縮小に手をつけざるをえません。
地域への移行はもうひとつ大きな役割を果たします。多感な年頃の生徒たちに、社会との関わりを広げてもらうことです。
他校の生徒と交流したり、指導してくれる地域の人たちとふれあうことで、新しい世界を見出すこともできそうです。
スポーツ庁によれば2023年度から3年間を準備期間と位置づけ、準備の整った地域からすみやかに移行を進めていきます。
こうした流れのなか、東神観光バスもこの動きを支えていきたいと考えています。
当社は多くのバスを所有しており、日ごろ活動拠点としている施設だけでなく、大会などにおいては遠く離れた施設への送迎も全力でサポートします。